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【Excel入門】【関数】IFの使い方

今回はExcelのIF関数についてです。

 

 

IF関数の構文・解説

構文

=IF(論理式,真の場合,偽の場合)

 

引数

  • 論理式:結果を分けるための条件
  • 真の場合:条件にあうときの処理
  • 偽の場合:条件にあわないときの処理

 

解説

IF関数は条件によって異なる処理をおこないたいときに使います。

引数の論理式の条件で真の場合の処理、偽の場合の処理に分岐させます。

 

IF関数の使用例

IF関数の使用例をいくつか見ていきたいと思います。

 

2つに条件分岐するIF関数の例

以下の例は、合計の値が100を超える場合は「優」、100以下の場合は「劣」と

条件により、『評価』列に「優」・「劣」を表示させるものです。

f:id:melancholy198x:20190501002433j:plain


 3つに条件分岐するIF関数の例

上の例では優・劣の2つに条件分岐しましたが、今回は150以上が「A」、100以上が「B」、100未満が「C」と『評価』列に表示するようにIF関数を使いたいと思います。

 

f:id:melancholy198x:20190501003318j:plain

=IF(E3>=150,"A",IF(E3>=100,"B","C"))

※山田二郎の評価はE4、山田三郎の評価はE5がIF文の条件に入ります。 

 

今回はまず、「E3>=150」という条件で真の場合は「A」、

偽の場合はさらにIF関数で「E3>=100」という条件を使って、

真の場合は「B」、偽の場合は「C」というように分岐させて処理をしています。

上記のようにIF関数の引数にIF関数を使うことを「ネスト」や「入れ子」と言います。
もう少し詳しく言うと、IF関数だけでなくても、関数の引数に関数を利用することを「ネスト」・「入れ子」と言います。